メンズ礼服の種類 シングルとダブルの違いとは？

男性の礼服には、「シングル」と「ダブル」があります。

「ダブルの方が正式なのかな？」と迷われてはいませんか？

そこで今回は、礼服のシングルとダブルの違いについてご紹介致します！

＜シングル＞

＜ダブル＞

シングルとダブル、違いは、【襟の形】と【ボタンの列の数】です。

シングルはノッチドラペル、ダブルはピークドラペルとなっております。

（ノッチドラペルは、一般的なスーツの襟型を想像していただければ良いかと思います）

ピークドラペルは、襟先が尖っていることが特徴です。

礼服の正礼装でもある燕尾服やモーニングコートも、同様にピークドラペルとなっております。

またボタンの数は、

シングルは一般的に2つボタンが多く、3つボタンや1つボタンもございます。

ダブルは、少し昔は6つボタンも存在しましたが、現在ではほとんどが4つボタンかと思われます。

格式の違いはありませんので、どちらを着用してもマナー的には全く問題ありません！

20〜30代の若い方がシングルで、40代以降や貫禄のある方がダブルを着るイメージが昔からあるためか、

ダブルが格式は上のようなイメージはありますが、そんなことはなく同格です。

また当店の運営母体は日本でも有数の礼服卸メーカーですが、販売実績などを調べると、シングル：ダブル＝８：２ほどの割合でシングルが売れております。

その実績から見ても、以前から礼服を持っている方は４：６ほどでダブルが多いですが、新たに礼服を購入される方は圧倒的にシングルが多いことが実情となります。

ただし例外もございます。

地方などでは、今でもダブル礼服が一般的な地域もございます。

このコラムでも再三お伝えしておりますが、礼服(喪服)では格を合わせることが大切です。

家族や親族が皆ダブルを着用しており、ご自分だけがシングルというわけにもいかないので、この場合はダブルを着用されることをオススメします。

「じゃあ、自分はどちらを選ぼうか…？」

あとは、ご自分の体型に合ったデザイン、お好きなデザインを選ぶだけです！

お店へ出向いて購入される方は店員さんに相談して、ご自分のあったサイズをお求めください。

インターネット等で購入、又はレンタルされる場合は、商品寸法表などのサイズ表を確認して、ご自分にあったサイズをお求めください。

いかがでしたか？

シングルもダブルも、ボタンの列の数が違うだけで格式に違いはありません。

お好みのスタイルを自信を持ってお選びください！

礼服喪服レンタル110番では、シングルの礼服もダブルの礼服も揃えております。

ご利用お待ちしております！